2020年09月04日
渡航禁止の状況はどれくらい続くか
新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、現状では海外に行けない状況が続いています。この状況は、どれくらいかかるのかまだ見通しが立たない状況の中で、少しずつ環境は変わりつつあります。その一つに、政府は10月から段階的に渡航制限を緩和することを発表しました。
それによっていままで渡航がビジネス目的などに制限されていたものが、少し緩和されることが予想されています。しかし、依然としてアメリカやインドでは新型コロナウイルス感染症の感染者の数が爆発的に増え続けているため、予断を許さない状況です。
そこで、渡航前にはPCR検査を徹底し、帰国後は隔離措置を行うなどの対策を講じることで、一部渡航を緩和する動きが出てきています。しかし、まだ渡航制限を設けている国は多く、日本も例外ではありません。特に、医療体制の脆弱な国は外国人を受け入れている余裕がなく、経済を優先させるか、それとも、国民の安全を守るかどちらかの選択を迫られている状況です。
日本はというと、毎日数百人単位で感染者が増えているものの、以前のような深刻な状況からは脱却しつつあります。ただ、外国人が入ってくると、さらなる拡大が懸念されるため、政府は難しい判断を迫られそうです。