冠婚葬祭の中でも比較的礼式に重んじた心得が必要となるのが葬儀です。亡くなった方を葬ると言う意味でも、しめやかに執り行われるお葬式と言うのは、かなり緊張感を持って儀式に臨むと言う事も必要となります。その理由が、故人に対してもそうですが、亡くなった方の家族に対しての礼儀でもある訳です。親族としてでも、知人として弔問に訪れた場合は、必ず、その当家の家族に対して玄関先でお辞儀をして、仏壇の前に座る以前にも、故人を見守遺族の方々には一礼をするのがマナーです。もちろん、お通夜でも葬式でも同じ事が言えますが、祭壇の手前で焼香する際には、必ず祭壇の故人に一礼をして、線香を焚き、水を汲み替え、その後に合掌して、拝むと言うのが慣習のひとつでもあり、礼儀作法でもあります。
そして最大のお葬式本番での礼儀ですが、葬式に訪れる際には、必ず礼服を重んじます。喪主と言う立場になると、喪服のはかま姿と言うのが一般的です。喪主以外の人の弔問の場合は、主に礼服となり、黒のスーツと言う事になります。女性であっても、黒のフォーマルワンピースやスーツが一般的には礼儀に叶った服装と言う事になります。そしていよいよ檀家となる住職のお経が始まり、その最中からお焼香が執り行われます。故人の遺族でもそうですが、この時点で、一番最初に行動するのが喪主と言う事になります。地域性もありますが、住職の傍まで歩み寄り、祭壇の前で行うと言う事もあります。喪主が終了すれば、その後は遺族のとにかく故人に繋がりの深い人から次々と祭壇に訪れる事になります。
その際には、必ず一礼をして、三度の焼香と言う事になります。亡くなった家族や親族が終了した後に、知人友人など、その他にも故人との繋がりのある方々が祭壇の前で執り行うと言うのが一般的なマナーです。その際に必要なものが数珠と言う事になります。これは故人に対して、生前の事を悔やまず、丸く収めて、安らかに成仏するようにと言う現世の者の故人に対してのお悔やみのひとつでもあります。その後は、棺は霊柩車に搬送される訳ですが、その前にも、棺の中に、故人の大切に守ってきたものを共に供えると言うのも、礼儀のひとつでもあります。
(参考サイトのご紹介)
知っておきたい!葬儀に関してのサイトは斎場LINKオフィシャルサイト
saijyolink.net
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