何らかのイベントを行う場合、大安や仏滅などの問題が気になってしまうケースがあります。例えば結婚式などは、大安にする方が良いという声も多いです。他の日と比べれば運気が良いので、その日にイベントを行うべきというイメージが描かれている事も多いです。
葬儀も同様です。縁起の問題がありますし、曜日などに配慮している方も少なくありません。しかし実際には、その六曜という日はあまり意識しなくても問題ありません。そもそも六曜という慣習は、日本由来ではありません。
海外から伝わってきた慣習ですし、日本の行事とはあまり関係ないと見なされています。葬式も例外ではありません。葬式は、基本的にはいつ開催しても問題ありません。ベストや家族の都合などを最優先にして、そのイベントを行うのが最善ではあります。
ただ1つ例外的な日があって、友引だけは避けるべきと言われています。「友を引く」と書きますから、道連れにするようなイメージになってしまうので、あまり印象は良くありません。その日だけを避けておけば、基本的には他の日で問題ありません。
なお葬式の会場は、特定の六曜の日には予約を取るのは難しい事もあります。その具体的な日は、葬儀の会場に直接問い合わせしてみると良いでしょう。